小割り練りアンの特徴

  • 練りあんであって生あんと同じく、並割りあんのように割を増すことでご希望の練りあんに仕上ることができます。
  • 細菌数が少ないので似日持ちがします。
    生あんとちがって急な注文でも常に在庫を持つことができます。
  • 練り上がりが早く、燃料の節約になります。
  • 保水性の良いあんに仕上がります。
    冷蔵庫に貯蔵した生あんよりやわらかです。
  • 口切れの良い甘味に仕上がります。
    割を高くしても甘味を感じません。
  • 十分火がはいった練りあんになります。
    機械作りに強いあんです。
  • 風味が良いことで原料をごまかすことが出来ません。

和菓子「そば饅頭」

 

現代の消費者は「クドイ甘味」がきらいです。
和菓子の甘味は「あん」しだいです。

 

  • 飽食の時代、消費者は和菓子に上品な甘さを求めています。素材の味を生かした和菓子、その甘味は「あん」次第で決まります。
  • 割を落としただけでは、水っぽい日持ちのしない餡になってしまいます。糖度は下げないで「クドイ甘さ」を残さないようにするのがこれからの和菓子づくりには大切です。
餡(豆類)の顕微鏡写真表面の膜が蛋白質や繊維でできた細胞膜

餡(豆類)の顕微鏡写真
表面の膜が蛋白質や繊維でできた細胞膜

植物性繊維でヘルシー食品の小豆。
あんは甘味を食べません。

  • 餡(豆類)の細胞は、表面が蛋白質や繊維で出来ているので、糖が吸収されにくく、甘さがストレートに出てきます。
    それで「あん」は「甘味を食べない」といわれるのです。

 

 

豆の風味を生かした和菓子を特許第1503411号|小割り練りアンの特徴|